フジタの娘

フジタの娘

有花さんは夜の部のバレエ公演が最後のカーテンコールになりました。その場面に偶然にも、今年入団した高嶋陽花さんがお隣でしたから写真にふたりが写っていることは最初で最後の記念写真になりました。

劇場の側にブロンズ像が、まるで未来を夢見るフジタの娘たちを応援しているように見えました。前日までバレエのお稽古をして、亜耶さん、さくらさんた、すずかさん、憧れの有花さんの最後の舞台の為に各々の飛行場、福岡、広島、佐賀から駆けつけてくれました。ありがとうございました。

劇場には、フジタバレエのリサイタルの時に作るバレリーナのアイデアを下さり、試作品を作ってくださった留学生のレイカさんもみえていました。6年前に有花さんのご自宅にホームステイだった高校生が美しい大学生になっていらっしゃいました。あれから、合田家とレイカさんのご家族同士の暖かいお付き合いが生まれ続いているご家庭だから、有花さんは優しい丁寧なダンサーなのでしょう。

亜耶さんとすずかさんは明日からお仕事へ、さくらさんは大学に、それぞれ學びと共にお過ごし下さい。亜耶さんは北野の文化祭、すずかさんは柳川の白秋祭に向かってお稽古を重ねて下さいね。