2024年12月5日
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スタニスラフ-ブーニン氏
スタニスラフ-ブーニン氏
ブーニン氏のピアノリサイタルでブーニン氏の独特の澄んだ音を拝聴させていただきました。
ブーニン氏が19歳でショパン国際コンクールで優勝の時は世界中が驚き彼のピアノの音が魂に響きました。私も小学一年生だった長男や幼稚園児だった次男、三男のピアノのお稽古の送迎中には、ポロネーズ第1番を、食事の時はシューマンの色とりどりの小品を聴かせていた頃を思い出しました。劇場の客席の方々は御高齢の方も多く、きっとご自分の青春を想っての温かい拍手だったのでしょう。
ブーニン氏は肩のご病気で腕が思うように動かなくなったり、足を骨折なさって長いリハビリの生活の中からの「空白の10年….」からの昨夜のリサイタルでした。
ブーニン氏の言葉
完璧な演奏はできないかもしれないけれど
美しい演奏はできるかもしれない
謙虚で繊細な美しい心あふれるお姿でした。
「それでも 私はピアノを弾く」
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