国宝
「国宝」
2018年に「国宝」の初版が出版された時に、友人が手渡してくれた一冊の本が私と「国宝」の出会いでした。
私の父「藤田さだを」は明治生まれの新しいことにチャレンジする人でした。
現在「久留米筑後大歌舞伎」が開催されていますが、今から55年前の1970年の第一回の「久留米歌舞伎」の父は創立メンバーでした。
第一回の演目は「修善寺物語」です。その中で、面を打つ夜又王の娘の役を演じていました。
写真は「修善寺物語」の娘役で父が女形でした。
「国宝」を見た時に、父の女形の姿が美しかったのを思い出しました。
吉沢亮さん、横浜流星さんの女形の役のお二人には尊敬の念を抱きます。女性を真似るのではなくて女形という芸によって作り上げられた理想的な女性を演じられていました。
写真は「修善寺物語」で、娘役で女形になった父です
映画「国宝」を見た時に、父の女形になった姿が美しく神々しかったのを覚えています
吉沢亮さん、横浜流星さんの女形の役をなさったお二人には尊敬の念を抱きます。女性を真似るのではなくて 女形という芸によって作り上げられた理想的な女性を演じられていました。
映画は、小説とは異なる作品として素晴らしい映像の世界を見せていただきました。見る度に違った角度から新しい発見があって、小説も読み返す初秋の過ごし方です。