2024年10月26日
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水木しげるさん
水木しげるさん
水木しげるさんは、私の3人の息子たちが「ゲゲゲの鬼太郎」の漫画の本を取りあっこしていた光景が思い出される漫画家です。
女の子は「ベルサイユの薔薇」や「チッチとサリー」などの美しい淡い恋の漫画の世界で空想しながら夢見る夢子です。
水木しげる記念館を訪れて、水木しげるさんの波瀾万丈の一生を送られたことを知り、水木しげるさんの漫画家としてのお姿だけでない、幅広さと奥深い生き方を学ばせていただきました。少年時代のやんちゃでユニークな考え方や自然を愛する無垢な心の持ち主、そして「戦争」でのご経験が後の水木ワールドを創られたのでしょう。漫画の内容、絵はもちろんご立派ですが、おっしゃる一言一句に想い気持ちが込められています。
「戦争」という、残酷な悲しい、理不尽な場面にも 真正面から受け止めて、明日へ未来へと活かしていかれたお姿に敬意を捧げます。
良い流れを自分で創られ、その流れを大切に思って、自ら乗って進んでいかれた一生だったに違いありません。
悩みも失敗も喜びも、私たちの生成発展の為にやってくるもの。
常に日々の流れの中で生成発展する自分でありたいと思った水木しげるさんとの出会いの一日でした。
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