学びと躾
学びと躾
今、パリではオリンピックが開催されていますが、パリの美しい景観が私を巴里の街に誘ってくれます。
私が心弾む巴里にはノートルダム大聖堂が私の巴里の街の中央点地でした。悲しいことに2019年の火災で大聖堂は崩れてしまいました。でもステンドグラスは全て残って、現在復元作業が行われているので、嬉しく思います。
先日、フジタバレエの卒業生のいずみさんと会った時に「パリのノートルダム大聖堂の荘厳な空間や外壁の美しさ」について話をしたからでしょう。お礼状はパリのノートルダム大聖堂の絵葉書でした。
人はみな喜ばれるために生まれ
ただ喜ばれたいと願い
喜ばれるべく生きる
フジタバレエの座右の銘です
いずみちやんからの絵葉書からいずみちやんの優しい心が届きます
お稽古の時に私に生徒さんからカードをいただきました。
最近、私が犬よりも猫ちゃんに気持ちが傾いていることを察して和紙で作られた猫のカードでした。カードを差し上げる方が喜ばれるだろうなぁ~と想像してくれたことが嬉しいです。
「言葉をかけたいです」
誰かの為に、、、、、
素敵な少女です
我が家のカレーには、パイナップルが入っています!と、ブログに書いていたので、読んでくれたのでしょう。嬉しい文章です。
「はい、近いうちに必ずパイナップル入りカレーを作って差し上げますね」
今年の舞台の反省から来年の舞台への意気込みも頼もしく嬉しいカードでした。
「学びと躾」
身についたものこそが真の財だと思います。少女たちは幼いころから、最初はフジタバレエの躾として、お手紙を書く、カードを選ぶ、文章を考える、の中で育ってきましたが、いつの間にか、身についた学と躾はだれからも奪われない、彼女の「真」の姿なのです。
藤田美知子