入れ物
入れ物
「ヘアスプレー」
「リチャード八世」
「フォアレーゼン」
4日間で、いろんな劇場へ足を運び、幕が上がるまでの緊張感とワクワク感が大好きです。
期待以上の演出、上演の幕が下りると、夢遊病者のようになって帰宅します。
舞台制作の方々に敬意を抱き、舞台製作に責任を感じます。
客席の方々の反応が勉強になりました。
この作品は、20年前に観て、映画では、エドナ役のジョン・トラボルタが素晴らしい演技だったことを覚えています。
「ヘンリー八世」は吉田鋼太郎氏の演出で、シェークスピアの重い物語を美しくでも重厚な作品でした。こちらも客席と一体感の空気が流れて、客席の私達はイングランドの宮殿に招かれた客人になって終演しました。
阿部寛さんは個人的に好きな俳優さんですから、私の座席の前を通られた時は、ぼんやりしてしまいました。良い席でした。
声優の3人の方が、男性、女性、老人から若者、そして「馬」といろんな役を発声で演じられて感激しました。
コロナ禍の中では、選択せざる得なかったZoom化でしたし、これからももっとZoom化していくことでしょう。
だからこそ、
「リアルしかない」
空気を伝わってくる音の響き、ダンサーの息づかい、時間と場所は同じ場面はありません。一期一会の作品を文化を観ながら、感じながら、人がうまれてくると信じます。