Article記事

2022年1月26日 BLOG

十五代 酒井田柿右衛門 

十五代 酒井田柿右衛門

継承の中から、自由に柔軟な発想で作陶の日々を過ごされている十五代柿右衛門さんと昨夜ご一緒させていただいた中里太亀さんの言葉、姿勢から「守破離」を強く感じました。

ありのまま全てを受け取り、次の発見の為に進み転換していく。

彼女はここで同じことを最初から最後まで何年も何十年も同じ場で続けることに、何の疑いも考えずに、

制約の中に身をおきながら、一つの道を定める彼女の手元の筆先が美しい。


柿右衛門さんの言葉

先代が育てられた職人達に支えられ、後進の成長を見守りながら自分らしい作品作りに邁進したい。

2022年、コロナの世界の中で、私に問いかけられることは何なのか。

隆太窯は親子三代に渡って祖父、父、息子が膝を並べて器作りをされている。息子の太亀さんがお父様の中里隆さんから学んだことを健太さんに伝えたいことはやはり「守破離」でした。

柿右衛門窯の職人さんの方々の一人ひとりのお顔を見た時「一つ道を決めれば自由になる」心に刻むことができました。

フジタバレエ研究所の記事一覧

New

Category

Archive